大都市圏の求人状況

大都市圏の求人状況は長い不況から脱する糸口をなかなか見いだすことができず、すでに20ヶ月以上にも渡って下がり続けてきました。

冷え込んだ経済により庶民のサラリーは伸び悩み、あるいは減少し、このために娯楽やレジャーを始めとするさまざまな消費を切り詰めているというのが実情です。

また大都市圏の求人状況においては、これまで不況の影響が少ないと言われてきた営業職の場合でも就職難が見られます。

営業職の採用は特定の分野の、ひじょうに専門性の高いレベルでのニーズはかなりあるものの、一般的な営業というのではなかなか本人のスキルを活かしきるような就職は難しくなっています。

また自動車業界は日本の産業の命綱的な面がありますが、ここに来て収益悪化が進み、さらに急速に進む円高の影響で更なる傷を負うことは必至です。

ただしこのような時代を逆手にとり、「ムダを配して、自宅でこもって過ごす」という都会生活者の特徴にポイントを絞って商品の展開を進めたケースでは急速に販売を伸ばしている会社もあります。

Web系のさまざまな分野やゲームなどの好調ぶりはその典型です。

また地球環境の保護を訴える世界的な声に突き動かされる形で、ハイブリッド技術や、省エネを強調した商品を製造する企業での求人も高くなっています。

こうした流れはまだ始まったばかりであり、今後、生活環境に対する人々の関心が深まるに連れてさらに大きく産業が発展し、それに伴ってこうした分野での求人もいっそう増加することでしょう。